ショット別攻略

スライスボールはテンフィンガーグリップで握れば治り、飛距離もアップする!

ドライバーショットやアイアンショットで、スライスボールを治したいのであれば、テンフィンガーグリップでクラブを握ることで、スイングが矯正してみても良いのかもしれません。

テンフィンガーグリップは、その名の通り、「10本の指でグリップをホールド」しますが、かつてはナチュラルグリップとも言われ、ゴルフの教本にも紹介されている、立派なゴルフグリップの一種になります。

このサイトにアドバイスをくださる、日本プロゴルフ協会 ティーチングプロA級、桑原大輔氏も、「インターロッキング、オーバーラッピングのグリップで、長年スライスボールや飛距離に悩まされているのであれば、一度は取り入れても良いと思います」とお墨付きの一言をいただきました。

このページでは実際に、ゴルフグリップの握りを変えることで、スライスボールがなぜ治るのか?そして飛距離アップできるのか?実際のテンフィンガーを取り入れてるプロゴルファーや、メリット、デメリットを比較しながら紹介します。

 

プロゴルファーでもテンフィンガーグリップ

テンフィンガーグリップ(ベースボールグリップ・ナチュラルグリップ)で日本で活躍するプロと言えば、今年(2018年)は予選通過20回内、TOP10を6回、関西オープンゴルフ選手権で見事に優勝した、「時松隆光プロ」や、アマチュア時代から活躍してた、女子プロ「勝みなみプロ」が有名です。

海外では、全米プロで優勝している、「ボブ・ロスバーグ」や、世界で殿堂入りを果たしている、「べス・ダニエル」、他には、「モ・ノーマン」「アート・ウォール・ジュニア」、かつては、日本女子ツアー賞金王を獲得してる「高村博美」もテンフィンガーグリップの使い手だったのです。

最近では、左手親指の付け根を怪我した、丸山茂樹プロも、時松プロを「師匠」と呼び、テンフィンガーを取り入れていますね。

グリップに型無し!

タイガーウッズが、「インターロッキング」で世の中にデビューすると、インターロッキングが流行りましたが、それ以前は、ほとんどのゴルファーは「オーバーラッピング」だったようです。

私自身も、インターロッキングからデビューして、その後「オーバーラッピング」になり、今は右手小指の上に、左人差し指が乗る「逆オーバーラッピング」に落ち着いています。

このページでは「逆オーバーラッピング」の紹介は致しませんのでご理解ください。

パターに形無しと言われてるように、ドライバーやアイアンのグリップの握り方は自由で良いと思っていますし、気になるグリップがあれば、色々と試し、比較するのも私はありだと思っています。

その中でも、このページでは「スライスを矯正し治すのであれば、テンフィンガーが良い」とティーチングプロと答えが出たのです。

 

テンフィンガーグリップのメリット・デメリットは?

A級ティーチングプロの桑原さんも、小学生まではテンフィンガーで握り、中学生に上がってからは、オーバーラッピングに矯正し治したようですが、実際にテンフィンガーの利点と欠点を聞いてみると、様々な特徴が出てきましたので、初心者のゴルファーの方は特に比較して検討してみてください。

テンフィンガーグリップのメリット

テンフィンガーのメリットと言えば、シンプルにまとめると主に、4つになります。

  • 初心者の方は違和感なく、すんなり握れる
  • 女性ゴルファーや、ジュニアゴルファーなど非力な方でも力が入りやすい
  • 利き手の力を最大限に発揮できるので、飛距離が今よりも伸びる
  • 手首やコックを使いやすいので、掴まる(ドロー)ボールを打ちやすくなる

初心者や、ジュニア―、非力なゴルファーの方であれば、10本の指で握るので利き手に力が入り、フェースコントロールもしやすくなるので、「スライスボール」も出にくくなり、「ドローボール」が打てるようになりますし、手首のコックも使いやすくなるので、力強いドローボールを打ちたい方にもおすすめです。

男子ゴルファーの時松プロも、テンフィンガーなので、我々、アマチュアゴルファーでも、取り入れればスライスボールも治りそうですね。

また、テンフィンガーは、利き手重視となるので、ゴルフクラブも上げやすくなり、トップからフィニッシュまで、無駄な動きは無くなり、ボールまで一直線に振り切れるので、インパクトも常に安定します。

実際に、時松プロは幼少期から「桜美ゴルフ道場」を主宰する篠塚武久さんの元で、テンフィンガーを覚える時に、日本刀を振るイメージで「上げて下すだけ」のシンプルな教えを忠実に守っていたみたいです。

私が、教わっている桑原ティーチングプロも、10本で握ることにより、切り返しで力むこともないし、インパクトで利き手主導になるので、アプローチショットなども、コントロールもしやすくなると言ってました。

後は、10本で握るので、指を怪我するリスクも少なくなりますので、けがをしてるかたで、明日もラウンドの方は是非取り入れてもよいのではないのでしょうか。

テンフィンガーグリップのデメリット

テンフィンガーのメリットばかりを紹介ばかりではなく、デメリットも実は2つあります。それは、

  • 慣れないと一体感が無いので振りにくく感じる
  • 利き手を使いすぎるので、成れるとフックボールが出やすくショットが安定しないこともある

この2点を、無事に克服できれば、テンフィンガーグリップマスターになれそうですね(^_^;)

初心者の方や、ジュニアの方はすんなりと、テンフィンガーになれそうですが、実際に長年、インターロッキングや、オーバーラッピンググリップに慣れてるのであれば、なかなか、テンフィンガーを取り入れるのには、勇気が必要と思いますが、実際に、スライスボールを治したい人や、飛距離を今よりも伸ばしたいのであれば、取り入れるべきです。

デメリットでフックボールが出やすくなると、言ってるのはあくまでも、利き手が使いやすくなるためで、自分自身で利き手のフェースコントロールの調整をできれば、ひっかかるボールは防げますので、デメリットというまでではないのかもしれません。

実際には、右手と左手を少し話す、「スプリットグリップ」でフェースターンを確認し、ドローボールを打つ練習もありますので、気楽に取り組んでみてはいかがでしょうか?

時松選手は、プロゴルファーの中では、飛ばし屋の部類には入りませんが、バツグンのアイアンとドライバーショットがありますので、ツアーの中でも予選通過をしている印象ですね!

 

まとめ

グリップはゴルフクラブと人を繋いでいるので、非常に大切ですが、人は十人十色ですので、手の感覚も人それぞれ違うことでしょう。

どのグリップが正解というものは、正直ありませんが、このページでは、非力な方や、女子ゴルファーはもちろんのこと、アマチュアゴルファーでも

スライスボールを治し、飛距離をアップするためだけに特化して紹介しました。

テンフィンガーグリップで練習量が多くなるにつれて、もしもフックボールが沢山出るようであれば、手首を返さないようにすれば、時松選手のような軽いフェードボールが打てることでしょう。

ゴルフクラブの握り方には、初心者のおすすめ、レディースにおすすめなど、種類もたくさんありますが、一つ一つ取り入れて、自分のスイングと問題点をクリアできる握り方が正解なのかもしれませんね!

以上、テンフィンガーでスライスボールが治り、飛距離がアップする方法でした。

スライスなんて関係ない!!!飛距離だけを伸ばしたいのであればこちらも参考にしてみてください。

飛距離だけは誰にも負けたくないかたはこちらから

 

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