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ゴルフアプローチ寄せるコツ「上げるよりも転がすほうが何故良いのか?」

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ゴルフ初心者や中級者でも、グリーン周りからのアプローチでワンピンに寄せるのは難しいと思われがちですが、ミスを減らすには、ゴルフ場のラフやグリーンの芝を確認することがスコア改善には、非常に大切なことです。

実際に、アプローチはチッパーが良い、ピッチングウェッジなどの寄せる専用クラブが良いと聞いて購入しても、ラウンドで少しはスコアも良くはなるでしょうが、実際にアプローチでミスを減らすには、「芝の種類確認」「転がして寄せる」ことです。

レッスンプロに通ったり、自宅でアプローチネットを買って練習したり、「ゴルフアプローチ練習」と検索して動画レッスン見て、スイング改造や基本的な素振りを見直しても一向に上達しないのであれば、このページから上達するコツを掴んでいただきたいと思います

このページでは実際に、日本のゴルフ場の芝の特徴と、その芝に見合ったアプローチの種類を紹介したいとおもいます。

日本のゴルフ場の芝の種類

日本のゴルフ場で使用されている、芝の種類も主に2つあります。

それは、

  1. 高麗芝
  2. ベント芝

の、2つが、グリーンで使用されています。

フェアウェイや、ラフには、野芝や高麗芝などが使われているので、芝の特性を知ることでも、アプローチの打ち方が変わるのを覚えてもらいたいのです。

さて、グリーン芝は、昔は、高麗グリーンとベントグリーンと2グリーンのゴルフ場も多かったのですが、最近では、2グリーンを、ベントグリーンの1グリーンに変えてるゴルフ場も多いようですが、実際、ベントグリーンのほうが、維持費が高額なので、高麗グリーンを使用してるゴルフ場も多いのが現状です。

そして、農薬使用量やメンテナンスの問題もあり、高麗とベント芝の2グリーンで維持管理するゴルフ場が多いのが日本のゴルフ場の特徴です。

また、日本では、沖縄のゴルフ場などは気候の関係上、ティフトン(バミューダ―芝)を使用してますが、このページでは主に、日本で主流してる、2つの芝について解説したいと思います。

ぜひ、芝の種類をしっかりと理解することで、アプローチを制してほしいものです

ゴルフは小技が全て。まずは50ヤード以内のアプローチから始めよ。

(ロバート・ディクソン)ゴルフ名言集より引用

高麗芝の特徴とアプローチボールの転がり方

高麗芝は主に、「姫高麗」のことを指しますが、日本芝、和芝、夏芝ともいい、夏の暑さには非常に強い反面、寒さには弱く、冬は枯れて茶色くなるのが特徴です。

日本のゴルフ場のフェアウェイや、ラフは高麗芝なので、冬に茶色く枯れるゴルフ場は、高麗芝だと思うのがよさそうです。

この高麗芝ですが、寒い地方や北海道などには不適合な芝なので、使用されてるゴルフ場はありません。

高麗芝の特徴は、葉がきめ細かく、密集してるので、ボールは浮きますので、アプローチも、アイアンショットも「払い打ち」するのが、アプローチ上達のコツになります。

密集する芝なので、グリーン上だと、逆目だとボールはよく曲がりますので、傾斜よりも「芝目」をよく観察したい所です。

日本のトッププレイヤーである、松山選手を見ててもわかるように、日本のプロゴルファーは高麗芝の環境で育ってるので、あげて止めるアプローチよりも転がすアプローチのプレイヤーが非常に多いです。

高麗芝の攻略と一言メモ

  • スピンがかからないので、基本アプローチは転がし中心
  • 逆目だと、グリーン上はボールが曲がる
  • 芝目がきついので、摩擦力のある、打ち込むアプローチよりも払い打ちが理想。

ベント芝の特徴とアプローチボールの転がり方

高麗芝とは打って変わり、ベント芝は、寒さに強く、日本では寒冷地のゴルフ場、世界のゴルフ場では、雪が多く降る北欧や、アメリカ西部のゴルフ場でも多く使われている芝です。

最も普及したベント芝は「ベントグラス」「ペンクロス」などで、のちに品種改良された芝で、「ニューベント芝」と呼ばれる、「ペンA2」や「007」などが生み出されました。

一昔前は、暑さに弱い芝でしたが、品種改良により、暑さにも強くなり今のゴルフ場は、ベント芝のグリーンを使用するゴルフ場が圧倒的に多く、高速グリーンは基本、転圧もしっかりとできる、ベント芝のグリーンです。

ベント芝は、高麗芝に比べ、葉が柔らかく、芝目も弱いので、グリーン上では芝目よりも傾斜でラインを見ること、ラフなどは、ボールは沈みやすいので、アプローチはピッチ&ランが理想です。

北欧のヘンリク・ステンソン選手などのアプローチでピッチランが多いのはそのためでしょう。

ベント芝の特徴と一言メモ

  • 葉が柔らかく、ボールが沈むのでピッチ&ランのアプローチが理想。
  • ターフは取れない。
  • 芝目が弱いので、グリーン上はもちろんのこと、「ラフ・バンカー」からのアプローチは、芝目よりも傾斜で判断し狙う。

なぜ日本のゴルフ場では、転がすアプローチが良いのか?

ここまで、高麗芝とベント芝の話をしてきましたが、なぜ日本のゴルフ場では転がすアプローチのほうが、上げるアプローチよりもミスにならない理由を理解できましたか?

アプローチはコツよりも、その気候に適した環境で育った芝で判断するほうが良いのです。

実際に、日本のゴルフ場のラフは、「野芝」「高麗芝」「姫高麗芝」が使われてますので、ボールを上げるアプローチやアイアンショットでは、「スピン」がかかりにくいのです。

片山晋呉選手なども、グリーン周りからはフェアウェイウッドで転がしたりしてるのも、スピンやライン出しに考慮して転がしてると思います。

実際に、某ゴルフ雑誌の特集で、30ヤードから、「上げて寄せるアプローチ」「転がすアプローチ」の検証を、プロ・シングルプレイヤー・平均スコア100のアマチュアの方が検証してましたが、1ピンに寄る確率が、

  • 上げるアプローチが20%
  • 転がすアプローチが70%

と非常に、面白い検証結果が出てました。

使用クラブが「9番アイアン」3人で60%の確率で1ピンに寄ってますので、これを見ても分かるように、日本のゴルフ場では、「転がすアプローチ」を実践するのがミスが少なく、ゴルフスコアの改善にもなると思います。

ゴルフをやっていれば、皆さん経験あると思いますが、前の組を待つ時に、ティーグランドでドライバーや、ウェッジでアプローチ練習したことありませんか?(本当はダメです)

ティーグランドの多くは高麗芝ですので、ボールも沈まず打ちやすいですよね?

それと、同じでラフ、フェアウェイなどは基本、野芝・高麗・姫高麗なで、上げてかっこよく、寄せるアプローチもいいけど、日本特有の芝を理解して、転がすことをオススメします。

転がすアプローチはパター感覚で

転がすアプローチは、パターと同じ感覚で、右手首だけ角度を固定して打ってみてください。

インパクトも安定しますし、スタンスも少しだけ、オープンスタンスでスイングできるのが理想です。

転がしは基本的にベント芝なら、ラインだけ考えて転がせばよりますので、後はラウンドで即実践ですね!

スコアーの70%はピンから120ヤード以内で打たれるのだから、アプローチとパットを重点的に練習するべきだ。

(ジャック・ニクラウス)ゴルフの名言集より

世界のゴルフ場の芝の種類とアプローチのコツ

海外や、日本の各地のゴルフ場でラウンドする時に少しでも覚えておくと、スコアが変わるかもしれないので参考にするとよいでしょう。

  • まずは、日本では北海道は特殊で「ブルーグラス」がフェアウェイで使われて「ライグラス」がラフに使用されています。フェスキュー(フェスク)もラフに使われていて、ラフが長いと出すのに困難なイメージですね。
  • オーストラリア、イギリスなどで使用されてる「フェスク芝」はボールが沈む傾向にあるので、アプローチであれば「転がす」ことを徹底的に。イギリスなどは風も強く、地面も硬いので、全英オープンなどで、ほとんどの選手が転がし中心で戦略を立ててるのが分かります。
  • アメリカ東南部では「ティフトン芝」がメジャーで、沖縄のゴルフ場など暖地で使用され芝です。沖縄でラウンド経験あれば、分かると思いますが、芝がボールにまとわりつく感がありますので、アプローチであれば、「転がし中心」でスコアをまとめるのが良いです。
  • 北欧は「ベント芝」葉は短く柔らかいのでボールが沈み、アプローチは「ピッチ&ラン」で寄せるがベスト。
  • アメリカ西部で代表格と言えば「タイガーウッズ」ですね、アメリカ西部「ベント芝&スズメノカタビラ」ベントは柔らかく、カタビラは硬い芝ですので、混在するラフには要注意が必要で、引っかかりが強いのでリストを痛めたりする選手も多い気がします。アプローチは混在するので、打ち分けが大切で「転がす」「上げる」の選択に問われます。
  • 中国南部では「パスパラム芝」が有名で、湿度が高くねっとりとボールに絡み、ボールは沈むので、転がすことはできません。「上げるアプローチ」勝負の地域になります。

余談ですが、アメリカツアーなどは、フェアウェイもベント芝に変更してるゴルフ場が増えボールが若干沈むので、野芝や高麗芝で育った日本のプロが世界で勝ちにくいもの分かる気がします。

石川遼選手も海外に行けば、飛ばす部類には全く入らず、飛ばないほうですらね。。。やっぱり世界を制すにはパワーも必要なのでしょうか。

まとめ

日本のゴルフ場でグリーン周りのアプローチはなぜ、「転がし」が良いのか?理解できたでしょうか?

私自身は、昔から、転がすアプローチのほうが寄ることが理解できてたので、上げてかっこよくボールを止めたいとか考えたことありませんでした。

日本のラフは、野芝・高麗・姫高麗とわかれば、転がすアプローチに徹するのみです。

その場の、バンカー超えのアプローチなどは「上げるアプローチ」の選択もありますが、それ以外のアプローチであれば徹底的に「転がす」ことをお勧めします。

ちょっとした見栄が、ゲームを台無しにする。

(アーノルド・パーマー)ゴルフ名言集より

やっぱりプロはいいことを言いますよね(^^)

 

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