2018年11月15日に、日本ゴルフツアー ダンロップフェニックスに参戦した、プロゴルファー松山英樹さんが、人生で初めてという「誤球」をしてしまいました。
しかも、同伴者の星谷選手もです。
グリーン上で誤球したことに、ボールを拾い上げて、気が付く松山選手、
解説者の青木功さんは「あいや~」「やいやいやい」、
競技委員は、頭を抱えて、「マジかよ」と少しコントに見えてしまった今回の誤球劇。
私自身も、オープンコンペで誤球の経験があるのですが、その時には大変迷惑をかけたことを、今でも思いだします。
誤球してしまったほうも、された方も、やっぱり嫌な気持ちになってまうペナルティー行為ですので、初心者の方で、初ラウンドって方は特に注意したい、ルールとマナーになります。
このページでは、なぜ、誤球をしてしまうのか?
誤球は何打罰になるのか?
そして、誤球をしない対策を紹介したいと思います。
なぜプロでも誤球してしまうのか?
今回、松山英樹選手は、14番パー4で、誤球をしてしまったのですが、今回の誤球は、かなりレアなケースだったと思います。
その理由は、3つあります。
- 同伴者を同じボールを使用していた。
- 落ちた場所が5ヤード圏内。
- お互いの確認不足。
同伴者を同じボールを使用していた。
まず、この時にラウンドしていた同伴者の「星谷陸也プロ」は松山選手と同じ、スリクソンのボールを使用していました。
落ちた場所が、5ヤード圏内。
普通であれば、両選手とも自分のボールが解りますが、松山選手は、ここで間違いをします。
それは、「自分の方が、星谷選手よりも、ドライバーが飛ばないだろう」と憶測で手前のボールの位置に着きます。
そして、落ちた場所が5ヤード圏内となれば、あることが起こります。
お互いの確認不足。
グリーンよりも遠くの選手から、ボール打つので、松山選手はショットしてしまうのですが、
この時に、星谷選手がボールを確認していれば、星谷選手はペナルティーを受ける必要もなかったのは言うまでもありませんが、
やはり、海外で活躍する、松山選手が自分のボールだと思い、初めに打ってしまえば、その先にあるボールは自分のボールだと信じてしまうのも、頷けちゃいますよね。。。
そして、グリーンに上がってから、二人とも誤球したことに、気がついて、再度打ち直したわけです。
プロゴルファーでも誤球してしまうので、私たちアマチュアは特に、注意したいですね。
野球評論家の、張本勲さんが、御意見番で「プロじゃない」と喝を入れてましたが、私自身の意見としては、初めてであればしかたないかな~と思ってしまいます。
2度と誤球しないように、気をつければ良いとおもいます。
誤球すると2打罰
ここで、今回、誤球してしまった、両選手には「2打罰」が科せられます。
ゴルフルール【規則15 取り替えられたボール、誤球】では、ティーグランドからプレーしたボールでホールアウトしなければならない。
ロストボールや、OBではない限りは、ボールの取り替えが出来ないとルールがあり、
15-3b「誤球、ストロークプレー」では、誤球してしまった場合は、2打罰を受けて、再度元の場所に戻り打ち直す必要があります。
これは仕方ないことですが、もう一人の同伴者の石川遼選手からすれば、いい迷惑になるわけです。
アマチュアゴルファーの私たちであれば、更に後ろの組にも迷惑をかけてしまう、ルール違反なので気をつけたいですね。
誤球対策
今回の、誤球は、お互いのボールが若干ラフに埋もれた、仕方ないシチュエーションだったのかもしれませんが、誤球対策をしておけば、ほぼ誤球は未然に防ぐことが可能です。
- ボールに自分の目印を入れる。
- ボールの色を同伴者と違う色に替える。
- 打つ前にしっかりと確認。
この3点をしっかりと、守れば良いのですが、松山選手のボールマークは「パターラインに1本の黒いライン」、星野選手は「細い2本の短いライン」で、お互いに確認不足の為に、起きたペナルティーでした。
未然に防ぎたいので、あれば、ボールカラーを同伴者、みんなで替えると100%誤球はありませんので、検討していただきいところです。
そして、今回は、同じホールで同伴者同士の、誤球でしたが、隣とのホール同士の、誤球も注意したいですね。
それが、このような感じです。
隣通しで、同じようなラフなどに、ボールが着地する時の、誤球が一番多いと思います。
過去に、私が誤球した時、誤球された時もこのような場面でした。
隣通しのホールに、高低差があると、さらに注意が必要です。
まとめ
一流のプロでも、ミスしてしまう、「ゴルフの誤球」。
お互いに、嫌な思いをしてしまいますし、他の同伴者や、後続にも迷惑が掛かり、スロープレーになってしまいますし、
しっかりと、確認すれば未然に防げるのが、誤球ですので、ゴルフ初ラウンドの方や、まだ経験してない方(経験しなくてよいです)は特に注意をしてくださいね。